薪ストーブの選び方

豊富な種類の薪ストーブから一つの薪ストーブに絞ることは薪ストーブの導入時に一番初めに悩むことかもしれません

決して安い買い物ではございませんのでライフスタイル、使用目的に合わせたあなたぴったりの薪ストーブを選んでください

薪ストーブの選び方　①薪ストーブの構造で選ぶ

【輻射式】

輻射式は薪ストーブの中で一番オーソドックスなものになります。ストーブ本体を温めその熱で部屋全体を温めます。ストーブ本体が熱くなるので料理やお湯を沸かしたりすることができます。反面、本体が熱いのでやけどの注意が必要になります。

【対流式】

輻射式の火室の外にもう一層設けた二重構造のものです。2重構造なのでストーブの表面が熱くなりにくい構造です。お子様が小さい方やペットがおられる方に人気があります。

【開放式】

いわゆる「暖炉式」になります。火室に扉が無く焚火のような感覚で火を眺められます。ただ、暖気がどんどん煙突から逃げていくので他の暖房器具が必要になるとおもいます。

素材によって温まり方やデザインが変わります。

素材の特徴を把握することで好みのストーブが絞られてきます。素材によってデザインなども大きく変わるので是非覚えておいてほしい項目です。

「熱しやすく冷めやすい」ことが特徴。一枚の鉄板を加工して作るので豊富なデザインがあり職人さんの個性が溢れています。鋳物よりも着火で失敗しにくいので女性でも扱いやすいです。

最近は冷めにくいように鉄板を二重にしているストーブもあります。

鋳型に溶かした鉄を流し込んで形成する「鋳物」薪ストーブではよく使われる素材です。温まるまでに時間がかかる反面冷めにくい特徴があります。安定した輻射熱による遠赤外線効果が高いためから他の芯まで温まりを実感できます。製造のしやすさからデザインは豊富で凝ったデザインのストーブが多いのも特徴です。

カラフルな薪ストーブといえばホウロウです。いろいろな色がありインテリアとしての幅が広がります。また錆びにくい特徴もあります。

ただ、ホウロウは固いものをぶつけると割れたり欠けたりしやすいものでもあります。

薪ストーブのデザインは様々！シンプルなものからデコラティブなものまで多種多様です。自分の好みのデザインのストーブに出会えらたらより愛着が湧くでしょう。

薪ストーブは片づけることができません。夏の間もずっとお部屋にある状態ですのでお部屋のインテリアとしてデザイン性はとても重要になります。

250年以上の歴史があるストーブならではの変わらないデザインから最近はユニークな形のもの、また建物と一体型になったビルトインタイプやオーブンがついているクッキングタイプまで実に300種類以上のデザインがあります。

カタログを見ているだけでは実感が湧かない方は是非一度ショールームに足を運んで実際に火をつけて体験をしてみてください。弊社では宿泊と薪ストーブの体験がしていただけるプランがございます。火を眺めながらどんな薪ストーブにするかゆっくり考えるひと時をお過ごしいただけます。